慢性的

慢性的な便秘を解消するために

妊娠期、ダイエット中、加齢、不規則な生活などさまざまな原因で便秘になってしまうおそれはある。
特に女性は便秘になりやすく、また、一度なると慢性化してしまうことも多くある。
その便秘解消する為にはどうすればいいのだろうか。

まず妊娠期の便秘であるが、妊娠後期、お腹が大きくなってくるとなかなか十分に踏ん張れず、便秘になってしまうことが多い。
また、出産後も授乳中であると、どうしても乳に水分をもっていかれるので、水分不足から便秘が継続してしまう恐れがある。
また、妊娠中に腹筋力が低下して、満足に踏ん張ることが出来なくなっているのも原因の一端と言える。

次にダイエット中の便秘は、若い女性に多く見られる。
ダイエットの為に食事制限をしていると、便の元となるものが少ないので十分な便が作られずに便意を感じにくかったりする。
また、食事量が少ないとそれに伴い水分量も減少しやすいので、水分不足からの便秘となる場合もある。

他にもストレスや不規則な生活で腸の活動が弱ってしまい、その結果便秘に繋がってしまうこともある。
辛く苦しい便秘解消しようと下剤に頼る場合もあると思うが、あまりそれを繰り返すと下剤に耐性ができてしまい、かえって便秘を助長させ、病院受診が必要になってしまうこともある。
そうならない為にも、まずは根本から便秘の原因を取り除く必要があるのだ。

慢性的な便秘を患っていると、腸内に出し切れないだけの便が留まっていることが多い。
まずはそれを排泄しきってから、その後からやってくる便をためないようにする。
留まっていた便の排泄には腸内洗浄や下剤、浣腸などを使用する場合もあるが、それは最初だけに留めておくといいだろう。

それから、食生活を野菜中心にし、規則正しい生活をする。
タバコの煙は腸の活動を弱めることもあるので、喫煙者の場合はこれを期に禁煙するのもいいだろう。
また、運動不足も十分に便秘の原因となり得る。
1日の終わりにストレッチをしたり、通勤で一駅分歩いてみたり、無理のない範囲で軽い運動を続けることも便秘解消の為に重要となるのだ。



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